六華 銀花 SAKURA舞う 3

旅行記、時々不思議なお話

エジプト アブシンベル神殿 大神殿

 この巨大な神殿をブロックに切り分けて移築したので

良く見ると継ぎ目がわかります

4体ともすべてラムセス2世の像で、青年期から老年期までを現しているらしい

足元にいるのは子供たち

内部への入り口の足元にいるのがネフェルタリ王妃です

今年の2018年4月ごろから内部の撮影が許可されました

カメラ代は一台300エジプトポンドです

もちろんフラッシュ禁止なので性能がいいカメラがいいですよ

 

立ち並ぶオシリス

主にヒッタイトとのカデシュの戦いが壁画に描かれています

どっちが勝ったかわからない和平条約で終結した戦いだけど

いかにラムセス2世がヒッタイトの兵士を蹴散らしていたかを描かせてますので

かなりの負けず嫌いだったのでしょう

馬の足を何重にも描くことで、勇猛に王が戦車を駆る姿を現しています

でも戦車って2人乗りじゃないのかな?

こちらはラムセス2世が2人の捕虜を虐めているところです

ヒッタイトを蹴散らして意気揚々と帰るところ

沢山の兵士と沢山の捕虜

いかに自分の行いが素晴らしいか神々にお話ししているところ

ここも古代では色鮮やかに染められていたことを想像するとすごいですね

至聖所に向かいます

国家最高神アメン・ラーの船の神輿を担ぐ神官たち

実際にこのような祀りがおこなわれ、ナイル川には参詣する船が押し寄せたのか

2/22と10/22の年に2日、至聖所まで光が届きます

向かって右から太陽神ラー、ラムセス2世、王の守護神アメン・ラー

そして地下に住む造物神プタハ

プタハには光が当たらないように計算されています

奥にはこのような部屋もあって

儀式用のパピルスなどが置かれていたという図書室が3つに倉庫が2つあります

この小部屋がめっちゃ暑かった

しかし小部屋の壁画は神々にいろいろな供物を捧げるラムセス2世ばかり・・・

現地ガイドはお参りにくる人々が供物を捧げていた部屋だと説明してました

供物は神官たちに食べられていたそうです

この細長いのなにっ?

エッフェル塔?            ・・・・・・・・浣腸?

パンどうぞ~~~~

また捕虜虐めてます

捕虜にされた黒い肌のヌビア人たち

入り口の鍵はアンク型で、その鍵を持たせて写真を撮らせようとします

もちろんお金をとるつもり~~

2人のハピ神は上と下のエジプトを現し

向き合ってひもを持ち合う姿でエジプトの統一を描いています

神殿内部を見学していたら、いつのまにか日の出が終わっていました

神殿は東を向いており、朝日を浴びることで再生復活を表現しています

神殿の足元には動物たちの像が並んで

朝が来たことを喜んでいるようでした