六華 銀花 SAKURA舞う 3

旅行記、時々不思議なお話

クロアチア   シベニクだよ

プリトヴィツェ最後にビール飲みながらマス料理をいただきました

美味しかった~~~

可愛い猫ちゃんズもいたし

3時間半バスに乗ってシベニクにやってきました

海辺の町で砦に守られています

グルカ川に沿って発展した港町です

クロアチア伝統のグラッパという男性アカペラ合唱を聞く機会がありました

この衣装やボタン、帽子が特徴でアクセサリーに模されたりお土産も売ってます

こういうグループはいろいろあって自分たちのCDを売ってます

 

 

3時間半のバスの中でみつばちさんが、アレクサンダー大王が率いたフン族

ローマ人と話が通じなくてヴェネチアで生活するようになったとか話してたっけ

そして地中海、黒海とか商売して

木材や石鹸や羽織ものなどをエジプトやシリアまで運んだそうだ

そうやってアレクサンドリアまでやってきた2人の商人が

聖マルコの遺体を豚をいっぱい乗せた馬車で偽装して盗み出し

ヴェネチアに持ち帰ったんだって

マルコは翼のあるライオンで現され、それがヴェネチアの国旗になったそうな

キリストさんや古代の聖人は中東の人たちでしょ?

なんでヴェネチアの話をしていたんだろう?

とにかく中国やロシアや中東やヨーロッパは地続きだから大変なんだよね

なんでも奪い合いで・・・・

あとミッシェルっていうのは大天使ミカエルのことで

モンサンミッシェルとかミッシェルがつく教会はミカエルを祀っているそう

レコンキスタポルトガルとかスペインの巡礼の話もしてたわ

旅行に行った先がみんなつながっているのよ

 みつばちさんはほんとによく勉強している

いいかげんな添乗員はその場で携帯とかネットで調べて読み上げてるからね

カトリックの大聖堂で司教がいる聖ヤコブ大聖堂は

地元の建築家が木材やレンガの補助をまったく使わないで建てました

世界で最も大きな石造り建築の教会として

ユネスコ文化遺産になっています

内戦で破壊されたりもしました

クロアチアは旧ユーゴスラビアです

1991年から1995年にかけて独立戦争がありました

 それで確かプリトヴィツェにも地雷が95個とか埋められていたらしい

それを国連やユネスコが整備しました

 火薬を地面に埋めて、その上に大量の砂糖水や蜂蜜をまいて

みつばちに火薬の匂いを覚えさせる訓練を施して

地雷発見に貢献させたんだって

添乗員みつばちさん同様えらいね~~

そういえばプリトヴィツェではビデオ撮影するあまり、写真が少なすぎたわ

また行けたらいいなぁ~~~

ここいらへんでクロアチアの歴史を入れてみたい

まず地図をみるとわかりますが、イタリアの踵側のアドリア海をはさんで

上からオーストリアスロベニアクロアチアボスニアヘルツェゴビナ

モンテネグロアルバニアギリシャがあります

オーストリアの隣がスロバキアハンガリーセルビアコソボマケドニア

それぞれ上記の国の隣に位置しています

ギリシャエーゲ海をはさんだ向こう側がトルコ

6世紀あたりにヨーロッパ東南であるバルカン半島に南スラヴ民族がやってきます

 そして11世紀にクロアチアアドリア海沿岸地域のダルマチア

ヴェネチアに占領されました

セルビア正教会が東ローマ帝国だったトルコから独立して

14世紀にセルビア王国が誕生します

しかしオスマン帝国が勢力を増しまして、バルカン諸侯連合は敗れ支配下に・・。

1456年にはセルビア首都のベオグラードオスマンに陥落します

ヨーロッパはハプスブルク家が盛り上がってきますから

オスマンと戦ってスロベニアクロアチアの一部とかハンガリーを奪い

その代わりボスニアオスマントルコに渡します

そのうちオスマン帝国の力が衰えてきたのでセルビアが蜂起

1877年にはセルビアモンテネグロ王国が誕生しました

しかし1912年にオスマン帝国ギリシャセルビアモンテネグロブルガリア

第1次バルカン戦争が勃発し、オスマン帝国は西バルカン半島クレタ島を放棄し

翌年にはその領土をめぐって、ブルガリアセルビアギリシャ

第2次バルカン戦争がありブルガリアは孤立しました

そして1914年にサラエボ事件が起きます

サラエボ事件オーストリア皇帝でハンガリー王でもあるフランツ・ヨーゼフの

世継ぎが心中しちゃって(ほんとは心中を装った暗殺みたいな感じ)

フェルデナンドに世継ぎ使命がいっちゃったんだよね

だけどフェルデナンドは身分違いのゾフィーとの結婚を譲らなくて

ハプスブルク家から子供が生まれても財産や王位継承はないのを条件に結婚

パレード途中で爆弾騒ぎがあってルート変更したけど運転手に伝わっていなくて

道を間違えユータンしたためスピードが落ちたところを狙撃されたそう

 スラブ主義による民族統一を夢見たセルビア人の25人の学生が企てました

これによりオーストリアハンガリーセルビアに宣戦布告し

第1次世界大戦が始まりました

アドリア海沿岸の国々は古代から中東とヨーロッパのせめぎあいで

時代によってイスラムだったりキリスト圏だったりしてたわけね

レコンキスタではすっかりヨーロッパ側からみて中東が悪者侵略者だけど

イスラムの教えでキリスト教よりも支配が寛大だったりして

スラヴ主義に憧れる国も多いのよね

大昔なのにクロアチアヴェネチアに支配されたことを根に持ってたりして・・・

台湾が親日だったり、香港が中国支配を嫌がったりしてるのも根が深いわ

ところで聖ヤコブ教会では、このように地元の名士とかが

自分の顔を競って壁に取り付けています

中には犬の顔まで・・・・・

大体さ、宇宙はひとつの神なんだよね

それがおりてきて体感し、説明しようとしたときに

その人の力量で伝え方が違ってくるから

キリストが説明したのがキリスト教で、ムハンマドが説明したのがイスラム

仏陀が説明したのが仏教・・・・かな?

 キリスト教プロテスタントカトリックで殺しあったり、大虐殺したり

大航海の波に乗って、布教を盾に他民族を大量虐殺したり奴隷にしたり・・・

結局支配者が変わるたびに、その支配者の宗教感で一般市民や他民族は

かなりやばく翻弄されてきました

神は人間たちの罪を裁きにかけたり、罪の重さで差別したりしません

大体絶対愛なんだから、すべてに平等に愛は降り注いでいる・・・

それって凄く凄く恐ろしいことなの

自由になんでもしていいってことは、その責任は全て自分で持ちなさいってことだから

因果応報ってのは全て自分で作り出しているんだよ

今自分が置かれている状況も。こんなはずじゃなかった不運な自分も。

キリストが全ての罪を背負ってくれるなんてアホだから!!

なんでも自分の欲望のままにやりたい放題して、逃げ切れるなんて思わない方がいい

自己憐憫病やら自己価値観低下病やらで他人の荷物をほいほい背負っちゃう病の人も、

幾ら他人の荷物を背負ってあげたってね、なんにもならないのよ

背負い損だからね

そーいうのはやさしさとか、愛にはカウントされない

そして悪いことを沢山して、負債を他人になすりつけている魂は

自己責任を先延ばしにしているだけだよ

他人に持たせた荷物にちゃんとあなたの認識番号が書いてあるから

幾ら逃げたって魂の時間は無限・・・・・

巡り巡っていつかは支払いをしなければならない

一番いい方法は、負債を大量に返す方法だけど

新たな罪を犯せない人生を繰り返すこと

生まれた時から重い障害や病気の人生なんだけどね

天使クラスの高い魂さんが汚染しないためにこの方法で来ることもある・・・

五体満足で転生して、魂の負債を分割払いしていても

この世で新たに負債を背負うリスクも高い

誰が自分を裁いているのかって?

それは自分自身にほかならない

自己責任てほんとに怖いわ!

生きている時は何とも思わなくても、魂になると永遠だから

停滞ってのはないのよ。

宇宙はすべからく凝縮と拡張を繰り返す膨大なエネルギーの渦だもんね