六華 銀花 SAKURA舞う 3

旅行記、時々不思議なお話

被害者で加害者だった自分に

Googleフォトの貼り付けができない状態なので、台湾旅行の話はまた後で。

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救いがない魂のお話をしましょう。

 

人は被害者になった時のことを根深く覚えています

あ~された、こ~された~~くやしい むかつく ゆるせない

呪ってやる~~ 殺してやる~~~ 絶対に許さない

いつまでもずっとずっとずっと・・・・・・・・・・・

その時の恨みつらみに囚われて転生せずに地縛霊や悪霊になって

何百年も苦しみ続ける魂もあります

自分がどうなってもいい、死んでもいい、あいつに復讐を!!!

でもその憎んでいる相手はいつものほほんと上に昇り

転生をいくつもして学び悔やみ、良くも悪くも成長してどんどん先にいってます

相手はどんどん転生して違う人種や人間になっているので

自分を犠牲にして呪い続けても、その相手はもういないわけです

すると何も関係がないその相手がいた家系の子孫を祟ったりしたり・・・

でも幾ら呪ったってほとんど届いてません

自分で自分に呪いをかけているから。

かけた呪いや恨みは全部自分にはねかえっているから。

被害者ってほんとつまらないよね

自分で自分を幾度も殺して、可能性をつぶして、未来を失くして。

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では、加害者はどうでしょう?

自分だって数えきれないくらい誰かを傷つけ足蹴にし犠牲にしてきているはず。

もしかして転生のどこかで大虐殺してたり、誰かを殺したりしているかも・・・

人間の歴史をみていると領土の取り合いや、他国侵略

宗教をかさにきてレコンキスタや新しい航路開拓で賢首民を皆殺しにしたり

紅茶や砂糖のためにアフリカから黒人を何十万も奴隷化したり

魔女狩りしたり、植民地にしたり、絶対どこかで沢山罪を犯しているはず。

でもそういうことは棚にあげちゃうんだ

加害者だった自分を忘れて、被害者だった自分をいつまでも覚えている

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だから、もう、しょうがないよ

被害者だった自分を忘れるしかない

加害者だった自分を許しているならば、加害者だった相手を許すしかない

自分で自分にかけた呪いを解こう

結局、うまくやれなくて被害者になった自分が許せないんだから

うまく生きられなかった自分が許せないんだから

もう自分を、そんな自分を、あの時にそうするしかできなかった自分を

許してあげましょう

そして、先へ進むしかない

幸せは進んだ先にきっとあるから。