シベニクからトロギールへ
シベニクの町を歩きます
古いアドリア海の町で、昔は1階でロバを飼って 2階が住居だったそう
階段の路地に素敵なテーブルと椅子を置くレストラン
カラフルな街並みは隣が黄色にしたから、うちはオレンジに
その隣はじゃあ赤でとグラデーション重視かな?
第1次世界大戦後のクロアチアについて
クロアチア人はセルビア人やスロベニア人と共にユーゴスラビア王国として独立します
しかし今までいろいろな国に支配されてスラブ主義だったり反スラブだったりして
王国は常にまとまらない状況でした
クロアチア人は独立意識が高まりボスニアヘルツェゴビナの一部を含む
クロアチア自州国となります
そのうちナチスドイツが台頭してきますが、ユーゴスラビアは貿易相手として
ドイツ寄りのため第2次世界大戦が勃発すると脅しもあり中立を保ちます
しかしドイツとの同盟離脱に向かったため
ドイツ、イタリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの侵攻を受け
ユーゴスラビアは分割占領されてしまいます
だけどクロアチアは前から民族意識が高いためクロアチア独立国として承認され
ナチスと同じくユダヤ人やロマ人、そしてセルビア人を迫害します
チトーは錠前師でしたが学生運動や戦争に参加し
戦後はユーゴスラビア社会主義連邦共和国の一部となってしまいました
この方、現地ガイドのマリーナさん
足の長いこと、細いしとってもおしゃれ
現地ガイドはみんなこんな感じだったよ。30代かな~~
話は戻りますが、チトー大統領が亡くなるとクロアチアはまた独立を目指します
阻止しようとするセルビア人を国から追い出して
現代に続くセルビア人難民問題となっています
1991年マケドニアが独立宣言します
クリアチア人とムスリム人がこれを支持したためセルビアと衝突し
相次ぐ紛争に1994年国連が介入し、クロアチアが独立を果たします
そして周囲の国も次々と独立し、ユーゴスラビア連邦は消滅しました
フリータイムでは暑いので、アイスやジュース屋さんに向かう方が多かったです
9クーナのヘーゼルナッツアイスをみつばちさんに注文してもらいました
こんなカラフルなグミやキャンディのお菓子屋さんをよくみかけましたよ
しかし原色で、一粒が大きいし、いつ作ったのかわからないから見るだけ~~
このあと1時間半でトロギールのホテルメデナに到着し
ホテルで夕食をいただきました
このホテルは古くてソファーがほこりでザラザラしてました
朝ごはんのメニューも少なくて、ドレッシングもないです
トロギールは城壁に囲まれた要塞島です
モンゴルやオスマントルコ侵攻を免れています
紀元前にギリシャの植民都市として発展し
中世で建設された旧市街は世界遺産になっています
聖ロブロ大聖堂では30分のフリータイムです
トロギールはあんまり印象に残ってないので
海外旅行での注意喚起を書いときましょう
パスポートの盗難は旅行社だけで年48冊もあったそうです
ツアー中に盗難事件があると添乗員は店長の面接を受けることになるんだって
大変ですね・・・・・
置き引きやひったくり、観光客を装って数人で仕掛けるスリや若い子グループのスリ
パスポートを首から下げるホルダーに入れておくと
服の隙間から紐を切られてひったくられることもあるので腹巻タイプを推奨してました
でも夏だと暑いし、薄着だと透けちゃうよね・・・・
それからカバンではリュックが一番危ないですね
特に地下鉄では注意してください
ロストパッケージは、ドイツやイギリスではすぐ届きますが
ヨーロッパの南側は帰るころにつくことが多いそうですよ