六華 銀花 SAKURA舞う 3

旅行記、時々不思議なお話

京都裏探訪

大阪人は地元でも京都でも観光客の行くところにはいかん~

京都はアジアとかアメリカとかヨーロッパとか外人がわんさかいよるわ~~

そんなとこいったらあかんねん  ようあるけまへんわ~~

って、ひろみちゃんがいいよるのでマニアな京都巡りになってもうた

それも楽しかったけれど。

晴明神社さんやで

安倍晴明の御霊をお祀りするために1007年、一条天皇によって建てられました

安倍晴明の屋敷跡だったそう

晴明井は安倍晴明が念力で湧かせた井戸だよ

病気が治るんだって

応仁の乱後、ここは衰退しますが近年映画の効果か盛り上がりまして

このような五芒星の井戸になりました

五芒星御守りグッズやご朱印などございますねん

樹齢300年のくすのきさんもおります

陰陽道では桃は厄除けや魔除けなので

この桃に自分の厄をなすりつけるそうや~~

なんか他人のなすりつけた厄をもらいそうやわ・・・・・

桔梗がとっても綺麗ですねん

次はぁ~~!! 御金神社やでぃ!!!!!

たっからくじ!! たっからくじっ!!!

お参りしたら、銭を洗いますねん~~~

一攫千金狙う人がたっくさんいますねん

次に連れていかれたのは、法華宗大本山本能寺ですねん

隆聖人は伯父らと共に妙本寺を出て本応寺を建てたけど妙本寺教徒に壊され

西陣に本能寺を再建したそう。その後も引っ越し・・・・

6代目の頃に比叡山といざこざがおきて襲撃で燃やされ境に逃げましたが

6年後に京都に戻ってこの地に再建します

しかしまた、織田信長本能寺の変で焼け落ちましたねん

信長は秀吉の中国出陣要請に応じて本能寺に滞在します

本能寺の変の前日、公家やお抱え商人と町衆60名位を招いて茶会をします

自慢の茶器を披露したり、出陣のための物資補給などを話し合い

晩さん会後は碁の試合を見物したそうです

基盤上に劫っていうのが三度も出る不思議なことが起きて勝負はつかず

香炉の3足の蛙が鳴きだすこともおきたと伝えられています

そして明け方・・・・本能寺は焼け落ち信長がどうなったのか

誰の陰謀なのかは蛙も口をつぐんで語ろうとしまへんな~~~

本能寺は5度も焼け落ちたので、のうをヒが去ると書くのが本当なんやで~~

 

そして電車もバスも乗らず徒歩でてくてく・・・・・

ひたすらひろみちゃんのあとをついていくのでした

なんか観光客である私が京都らしいとおもうとこや~~~

外人も観光客もいっぱいおるがな・・・・

建仁寺っていうとこだけどぉ~~ ひろみちゃんなんか探しておるな~~

「ここいらへんはなぁ、あの世とこの世の境やねん

昔は死体を捨てるとこだったねん。夜は誰も近寄らんよってなぁ・・・」

はうっ!!!! 岡野玲子せんせの陰陽師っていう漫画に出てきてたわ!!!!

「ここや!!!ここにきたかったねん・・・・昔は風葬やったんやで」

日本の風葬ってカラスが食べに来てたんかいな? 野辺送りの語源や・・・

ひろみちゃんが来たかった六道珍皇寺。 六道さんて呼ばれてるで

漫画鬼灯の冷徹に出てくる小野篁さんは閻魔大王の補佐をしているという伝説があり

黄泉がえりの井戸で冥界と行き来していたそうな

小野篁さんは遣唐使に関係していたり、書に卓越してて、島流しになったり

都を追放されたり呼び戻されたり激動な人生を送った方ですねん

六道ってのは、地獄道・餓鬼道・畜生道修羅道・人道・天道の冥界があるという

仏教の教え・・・・

人を呪わば穴ふたつ

ってことで安井金毘羅宮・・・・・

縁切りだけど、中には呪いの絵馬もあったり人間の業を感じますな~~

恨みや呪いや嫉妬や怒りや悲しみなどのエネルギーを身に着けて

魂を重くしないと地球に留まることができないんだって

だから前世でできた業が現世でも重くのしかかってくるねん

甘いもん食べて自分をいたわりや~~~