六華 銀花 SAKURA舞う 3

旅行記、時々不思議なお話

ひろみちゃんと比叡山行ってきたよ

昨日のご飯がしょぼかったので、朝は奮発して高級朝ごはんを食べにいきました

ホテルグランヴィア京都です

朝食にしては、恐ろしい値段でした

ひろみちゃん久しぶりの運転で、ホテルにお迎えではなくて

東本願寺で待ち合わせしました(な、なぜ?)

雨降ってる~~っ

比叡山滋賀県にまたいでいるので車じゃないと行くのが大変なので

ひろみちゃんが大阪から慣れない運転で来てくれたのでした

車じゃないと叡電叡山本線から叡山ケーブル

その先のシャトルバスは予約しないといけないらしい(生き方がネットで調べても

よくわからなかったわ・・・シャトルバスは予約しなくてもいいのかも?)

鞍馬山にも行きたかったけど、比叡山から鞍馬山は車でも至難なので断念

ひろみちゃんはナビは信用できへんねんと言って何故か逆らいながら

1時間もかからず比叡山に到着

まずは延暦寺会館で予約していた精進料理をいただきました

私のおごりだったけど、あんまり美味しくなくてごめん・・・・

窓からみればそこは滋賀県

絶景な琵琶湖が広がっていました

しかし比叡山は広すぎる・・・・・

何十年か前に若い女性が一人で徒歩中に殺されちゃった事件がありましたね

数人以上行動かシャトルバスか車で移動しないとやばすぎる山奥ですねん

比叡山延暦寺天台宗の総本山です

788年に最澄が開山しており、「一隅を照らす」は私の高校でも掲げられていた

世界文化遺産で東塔、西塔、北の横川の3つのエリアに分かれています

非公開大書院特別公開で、ゲゲゲの鬼太郎比叡山の7不思議展をやっていました

ここは国の登録有形文化財です

京都豊和堂さんの手によって、友禅絵師による鬼太郎達が染織技術で

古代から存在していたように古い和紙感を再現して描かれております

鬼太郎達と対峙しているのは、比叡山に潜む妖怪たちです

普段非公開の書院ですから、廊下の奥に妖怪が本当に住んでいそう

比叡山7不思議ひとつめ おとめの水垢離

昔あった五智院でそこに納めてあった古い位牌の美女が死んでから

(生きている時は女人禁制)比叡山で幸多き来世のために修行を積んでます

水垢離を気配に気づいた僧に見られ、好奇心のために覗いて尊厳や神秘を

傷つけてはいけないと諭したそうです

鬼太郎とおやじも怒られたな・・・・・

 

ふたつめはなすび婆あ

800年前宮中の女官だった時に生肉が好きで殺生したので魔界に堕ちた婆あ

でもそれを悔やんで生きている時に信仰が厚かったので

心だけ比叡山に住むことを許され東塔の南光坊跡にいました

織田信長の焼き討ちの際は鐘楼をついて非常事態を教えてくれたそうです

そのおかげで魔界から脱出したかな?

 

3つめは一文字狸

西塔のにない堂で毎日たぬきを彫っていた修行僧の真弁

ある夜昔からここに住んでいた10メートルの巨大狸がやってきて

「狸を愛するのはいいけれど、遊び心で彫るんじゃない!これから千体の狸を彫れ。

そうすればこの山を守ってやる「」と言ったそう

だけどその千体の狸は残念ながら織田信長比叡山焼き討ちでなくなったんだって

残念だねぇ

 

4つめは六道踊り

豊臣秀吉の側室の淀君が横川中堂を再建し、その年のお盆は盛大な法要が行われました

すると夜になり、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天人の六道の亡者が集まって

盛大な盆踊りが行われたそうです

鬼太郎は人間の代表かな?

 

大きな屏風もありました

鬼太郎達、楽しそうですね

7不思議以外の絵も、沢山飾られていました

公開は12月8日までだったので、これらの素敵な絵はどこにいってしまったんだろう?

7不思議の中には「その手にのるな」のことわざの元になった話もあります

悪さをしていた大蛇が高僧に「そんなに力があるならこの手に乗れるか?」とおだて

調子に乗った蛇が小さくなると握りしめ壺に封じたそう

書院の中はこんなに薄暗くして、雰囲気満点でしたよ

しかし絵の発想と古紙の再現がすごいですね~~~

修行場といっても妖怪や情念も昇華されずにずっと傍らにあったのでしょう

比叡山って武闘派ですもんね

宗教が力を持つと世俗に近くなって権力闘争や階級重視、自分らが異端と決めつけた

者への弾圧、殺人もありですからね

織田信長の焼き討ちについては、焼き討ち前には比叡山は廃絶されていたので

そんなに建物はなかったらしい

近隣の住人も戦いに加わったので死者は数千人と言われているけれど

最近の発掘調査ではそんなでもなかったらしいですね

焼き討ち後は明智光秀がここをまかされたそうです

その後織田信長明智光秀らがいなくなると

僧たちが徐々に比叡山に戻ってきて再建されていきました

 

大講堂あたりです

雨もやんでいます

丁度僧侶が一人でお堂に籠って何日かお経を唱える修行中でした

比較はできませんがこの間23時過ぎに寧々屋の生プリンを注文したんですよ・・・

ミルクプリンの上に生卵とカラメルソースが乗っててやばかった(なぜ生卵?)

案の定翌日起きた途端気持ち悪くて、嘔吐と下痢を繰り返し

仕事中に立っていられない状態で座ったり寝させてもらったりして乗り越えました

お腹すいたけど食べると下痢、嘔吐でしょ?脱水になりそうでしたよ

OS1が何故かおいしいと感じるやばさでした

その前の宴会の食事で誰もあたってないし、生プリン食べたの私だけだから

ほんと時間がたった生たまごプリンはやばすぎです!!

飲まず食わずで誰もみてないとこで修業するのは自分との闘いでしょうな

このあと西塔はこっちという看板にふらふら導かれて足を踏み入れたのが間違いだった

車あるのに徒歩でさまようことになったわ

随分歩いて山道の途中に拝観券を持っているか確認する検問所があるんだけど

そこのおじさんに聞いても何分かかるか答えてくれないわけよ

とぼとぼ歩いていく横をシャトルバスが通り過ぎていく・・・・

途中にまた駐車場があるじゃん!!

ここまできては引き返せない・・・・

途中で一人ぽつんと山道で、降り注ぐ枯葉を掃いている僧がいましたが

それも修行なのかな?

やっと釈迦堂についたわ

あとにない堂と浄土院があります

もう時間的に西塔から横川に向かうのは無理ですわと

また元来た道をとぼとぼと引き返すのであった・・・・・

また読経が聞こえるとこまで戻ってきたよ

根本中堂は大改修中でした

とりあえず回りながらご朱印をいろいろもらってきました

一番のベストショットはこの牛ちゃんですねん

ひろみちゃんに送ってもらって、一人京都駅徘徊

きつねうどんをいただきました

やっぱり泊まるところは京都駅周辺じゃなくて祇園界隈がよかったですな~

銀座にもある中村藤吉茶屋に行ってしまいました

翌日もひろみちゃんが大阪から電車で来て案内してくれます